日本防水工法開発協議会

「屋上防水エアーコントロール工法」

屋上防水層内の湿気と熱を取り、建物の長寿命化と省エネに貢献する新しい防水工法

ポイント

  1. 超寿命化
  2. 屋内環境の改善
  3. 省エネ化

概要

防水層内の健康状態
・水分やカビなどによる劣化
・蓄熱による劣化加速
・換気能力の絶対的不足……

「防水力」のみに着目した従来の工法の欠点を克服するため、私たちは換気機構を含む防水層全体をシステムと捉え、防水層内に蓄積する水分を効率的に排出する「呼吸する防水」の実現に産学官共同で取り組みました。その成果が、圧倒的換気量を実現し、かつ既存の様々な防水工法と併用が可能な屋上防水「エアーコントロール(AC工法)」です。

防水層を含む建物全体の健康状態を改善

湿気を取ることで、コンクリートの健全化・建物の長寿命化、また断熱材の性能維持の効果があります。また同じく熱を取ることで、室内の空調負荷低減、カビ発生低減による環境改善の効果もあります。


ユーザーの声
施工前に、防水層内に水が溜まっていたが、このシステムを採用後、歩くと乾いているのが、実感できる。2010年は、異常な高温の夏だったが、工場全体は、前年と比較し、10%程度電気代が低減した。

種類・型番

・ソーラーJET脱気筒 
太陽電池、電子基盤、DCファン、AES製脱気筒
*300㎥に1基以上設置。
効果をより高めたい方は
150㎡/1基設置
・温度センサー付き ソーラーJET脱気筒(設定温度 22℃以下稼働停止)
太陽電池、電子基盤、温度センサー、DCファン、
AES製脱気筒
*300㎥に1基以上設置。
効果をより高めたい方は
150㎡/1基設置
・吸気筒 
AES製
*脱気筒1基に2基以上、
可能であれば4基(4隅に)設置。
・コアコーン通気材
全面張り。適時アンカー等で固定
H4.5×w1,250×L30m巻


換気システム性能
・太陽光パネル 335mm×188×16
・防水DCファン 80mm×80×25
・脱気筒、 吸気筒 製品図参照

コアコーン通気材
・コアコーン通気材 h4.5mm×w1,250×30m
・耐面圧

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